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Cambridge Brain Sciences で上位1%のハイスコアを取る方法と考え方

Cambridge Brain Sciences の各テストで上位1%のハイスコアを取るのに必要な考え型を紹介しています。各テストの攻略法とコツを、図と文章で詳細に記しました。

悩み苦しむ人がいて、その人たちが解決方法を求め望んでいるのなら、持てるものはこれを解決するに助力するは善いものと思います。Cambridge Brain Sciences のテスト結果はエビデンスとして公表するに任せ、俺はあなたにこの記事を読んでテストの成績を上げて自尊心を上げてもらいたく思います。

証拠:Cambridge Brain Sciences でハイスコアが取れたテスト一覧

カテゴリーテスト名スコアパーセンタイル
 REASONING ODD ONE OUT 40 100.00%
  SPATIAL PLANNING 143 100.00%
  ROTATIONS 325 100.00%
  FEATURE MATCH 306 100.00%
 VERBAL DOUBLE TROUBLE 102 99.93%
ROTATIONS
SPATIAL PLANNING
ODD ONE OUT
FEATURE MATCH

余談ですが、、、

公式サイトには75,000人以上のユーザーがテストを受けたとあります。その中の1%なので750人。そこからさらに、ブログを持っていて(Twitter等SNSを含めない)かつ攻略方法を公開しようとする人間は少なくなるはずです。仮に5%として37.5人。そこからさらに日本語が使える人となると、先進国の人口合計 約41億人と日本人の割合から計算して、おおよそ3%の1.125人がこのテストの攻略法を公開しようとするはずです。インターネットを検索するとすでに一人の方が攻略法を公開していたので大筋この数値は正しいはずです。

Cambridge Brain Sciences を解くときに知っておくと有利な6つの考え方

各テストに共通する主要な考え型

応用(脳の周波数を固定する。) 連続で問題を正解しすぎたとき、余計なことを考えたとき、雑音に気が散ったとき、これらは脳の周波数を変調させる。感覚が違和感を察知したとき、脳はストレスから周波数を変えてしまう。この周波数の変化が、問題のミスを誘発する。なので脳の周波数を固定するよう意識する。これは感覚的なものなので詳しい説明は「瞑想」と「脳波」と「武術」や「内観」等に慣れていないと難しいと思われる。

各テストに共通する補助的な考え型

次に示す4つの考え型は主要な考え型を補助する考え方になります。よって、これらの考え型は逐一守る必要はありませんあなたの問題を解く調子に合わせて守るか破るかを決めてください

ROTATIONS の攻略法とコツ:『小さな差異に意識を向ける』

ROTATIONS の攻略法とコツのキーワードは『小さな差異』です。画像全部を見比べるのは問題が正解だった場合を確かめる時です。画像の2割に意識を向けて小さな差異を見つけることができれば、残りの画像8割を見ていたであろう時間分の短縮が望めます。

また、形の塊から『小さな差異』を見分けるために、自分の手に馴染む命名をお勧めします。例えばテトリスのT字型のパターン、オリオン座のようなパターン、2連型+1、 星型、インベーダー型、MineCraftの匠のようなパターンなど。頻出するパターンに自分オリジナルな名前をつけてください。イメージの識別がしやすくなります。イメージの識別度を上げるために、形に命名してください。

ローテーションズで遊んでいるときに意識してほしいことは、下記の四つです。

具体例:『小さな差異』の見分け方と名付けの例

Case1 , Case2
Case3.
Case4 , Case5
Case6, Case7
Case8.

問題を解く前からどこを見るか当たりをつけておく:

私の場合、右上・右下・左上・左下・中央の5分割にして、大抵は右上から問題の『小さな差異』を識別することに意識を集中させています。右上に差異が見つからなかったら、右下→中央→左上→左下と順々に『小さな差異』がないか見つけていきます。
もちろん、問題の難易度によっては2分割で済んだり、分割するまでもなくマスがびっしりと埋まる問題もあります。なんとなくでいいので、問題がはじまる瞬間に「ここから見る」と場所を決めておいてください意識が問題を掴むまで彷徨っている時間が短縮できます

小さな差異が見つからない場合:問題文が同じか確認をする。

『小さな差異』が見つからない場合は、自分が操作しやすいグループに切り分けます。それぞれのグループを回転させて右の画像が左の画像と同じ位置に来るかを確認します。自分が切り分けたグループが3つ出来たのなら、3回確認をする事になります。時間が惜しく感じますが、正解率を高めるために必要な事です。仕方がないですが3回確認をします。

また、グループに分けるには少なすぎるマスがある場合は、そのマスのことは無視をします。大抵は左右の画像で同じ位置にあるからです。グループの切り分けが上手く出来ていれば、そんなには困りません。

DOUBLE TROUBLE の攻略法とコツ:『単語を見ない』

ダブル・トラブルでは出題字の色を二つの選択肢から選んで答える事になります。このとき、出題字の色も回答欄の二つの選択肢そのどちらもREDが赤字、BLUEが青字とは限りません。これはご存知かと思います。

ダブル・トラブルの攻略法とコツは『単語を見ないでクリックする』こと

単語を見ないでどうやって答えればいいのか、疑問に思うかもしれません。詳しく説明します。問題を解いているときに脳がエラーを起こし回答を選ぶのに戸惑うときはどんなときでしょうか?それは、『文字を単語で認識しているが色も同時に見てしまっているとき』です。例えば、出題字が「RED」の場合。単語の意味は「赤」です。しかし、文字色は「青」。これを二つ認識してしまうから脳が混乱して「あれこの色は赤なんだっけ」「この文字は青なんだっけ」となるわけです。これが問題を解いているときに混乱をして選択肢に迷う主な原因な訳です。

そこでどうしたらいいのか。答えは簡単で、どちらかの情報を捨ててしまえばいいわけです。そうしたら脳は一つの文字に二つの意味合いを認識しないで済み、問題を解くときも混乱をしないで済みます。これによりあとは反射の要領で問題を解くだけとなります。では次に、具体的にどのように情報を捨てればよいのかを説明していきます。

情報の捨て方

  1. 出題字は帯を見る。 言い換えるなら、出題字の単語は見ない。
  2. 回答欄は形を見る。言い換えるなら、回答欄は見ない。

1. 出題字は帯を見る:単語は見ない。

「RED」の文字全体を見てしまうと「単語としての認識」と「色の認識」、二つの認識が脳の中で混線し脳が混乱してしまいます。なので脳に「単語としての認識」を捨てさせるために、「RED」の単語の範囲をさらに狭めて、あなたの好きな場所の帯だけを決めて見てください。例えば、人の顔を遠くから見たら人の顔と認識しますが、人の目を極々間近で見たら人の顔ではなく「人の目」として認識します。これと同じように、認識の範囲を狭める・認識の範囲を限定させる・認識の範囲を絞る。言いかたは様々ですが、全体ではなく局部を見るようにします。これにより、脳に混乱を起こさないで必要な情報だけを抜き取ることができるようになります。この帯の場所は問題ごとに変えてもいいですし、答えている最中は固定しても良いかも知れません。わたしは問題ごとに変えています。

わたしのイメージ的には画像編集ソフトのスポイト機能です。

2. 回答欄は形を見る:回答欄は見ない。

回答欄も「単語としての認識」と「色の認識」の二つのを同時に認識しようとすると脳が混乱してしまうので、どちらかの情報を認識しないようにしなければなりません。しかし私はこのどちらも認識に上げないようにしています。わたしは回答欄を単語としてでなく形として見るようにしています。もっと具体的に言えば、回答欄の文字数だけを把握して答えています。

わたしはダブル・トラブルで答えの選択肢を押すときに回答欄は見ていません。1. でやった「出題字の帯」だけを見て回答しています。なので回答欄にわざわざ視線を動かすこともしません。なんとなく周辺視野で回答欄の形を把握して答えています。

こうすることで、情報が「長いか短いか」の判断だけになります。これにより判断する情報が一つになったので、脳は混乱せずに答えることができます。判断の基準は「小さいか」「長いか」です。単純ですね。わたしは感覚的に「長い」「小さい」で判断をしていますが、あなたの好みに合わせてこの形容詞は変えてください。もっとも一般的なのは「長い」「短い」だと思います。

あとは反射で答えるのみ。クリック・クリック・クリック……

ダブル・トラブルで上位成績を出すにスコア90を目安に考えます。スコア90を取るために、制限時間が90秒なので1秒につき1問の計算になります。これには問題の読み込み時間と回答をクリックする時間が含まれています。なので実質問題を解く時間は0.5秒ほどだと思います。ここまでで答えることに不必要な情報はたくさん捨ててきました。そこからさらに眼球運動も制限し、目の動きの往復時間も削っています。小学生の頃にストップウォッチのスタート・ストップをいかに早く2回押せるかを競う遊びがありました。この記録は大抵0.2秒でした。そう捉えると、0.5秒という時間は案外やれることが多い時間だとは思えませんか?

コラム:

*問題が始まった瞬間にスクリーンショットを撮ったら問題はまだ読み込まれていませんでした。
*瞑想のラベリング手法を使ってさらに短い形容詞の「レ」や「ブ」で判断をしていた時期もありますが、今は上記の方法を使ってハイスコアを更新しました。

画像引用元:いらすとや

ODD ONE OUT の攻略法とコツ:『強度順にペアリング』

オッド・ワン・アウトの攻略キーワードは『強度順にペアリング』です。強度とはペアになっている図形の共通項の多さです。もちろん、「共通項の多い順にペアリング」と説明をしても良いのですが、それだと文章が長くなり、発音にひと呼吸おおく必要になります。それでは言いづらいので、意味を丸め込んだ言い方をして、『強度順にペアリング』と言っています。

さて、例えば、【●●●】【●●●】のペアと【●●●】【●●●】ペアだと、前者のペアは「同じ色同じ形同じ数」と3つの共通項があるのに対し、後者のペアは「同じ数同じ形違う色」と2つの共通項があります。なので、前者のペアの方が強度が高いと言えます。ODD ONE OUTではこのように強度の高いペアからペアリングをしていくと、最終的に余りの図形がわかるようになっています。共通項の多い順にペアリングをしてください。逆に言えば、共通項が3つある図形よりも先に共通項が2つある図形をペアリングしてしまうと、答えが不正解になります。Level16以降の不正解と混乱はこの『強度順にペアリングする』ことができないことに起因しています。次の項では、具体的にどのようにペアリングをしていくのかを詳しく書いていきます。

ODD ONE OUT の法則性の解説

Level 15

Level 16

Level 16-2

Level 17

Level 18

Level 20

Case01.
Case02.

ODD ONE OUT でスコア24以上を取るのに必要な思考技術:視覚化

スコア24以上を目指す場合は視覚化が必要になります。

視覚化とはイメージを現実世界に投影する思考技術です。有り体に言えばイメージングです。例えば、拡張現実[ AR ]はテクノロジーのサポートを得た視覚化とも呼べます。機能脳科学者の苫米地英人博士はIQを『情報空間の操作能力』と定義しましたが、ここで定義されるIQと視覚化の能力はほぼ同意義と言えます。視覚化も自らの創り出すイメージに五感の感覚情報と感情を付与し、自らの想像にリアリティを高めることで、イメージの操作性を高めているからです。例えば、YouTubeで動画を見るとき、画質が240pの動画よりも1080pの動画の方が臨場感が高いですし、無音で動画を見るよりも、音声有りの方が動画にリアリティが増します。臨場感が高いイメージほど、手に取るかのようにイメージを触って操作することが可能になります。

視覚化は人類の古い時代から脈々と受け継がれてきている思考技術です。ヨギの書物や霊的事柄を扱う硬めの書物に詳細に描かれています。世界のトップアスリートがイメージトレーニングと称してこれを行っています。オリンピック選手、世界トップのゴルフプレイヤー、世界チャンピオンのボディービルダー、世界記憶選手権のチャンピオン、世界有名有名な企業の創業者はこの技法によく馴染んでいます。書物やインタビュー記事には彼らの伝える言葉は違えど、皆一様に「自分の思い描いた成功のイメージをありありと見た」と言っています。

視覚化は思考技術故に、他人が視覚化を行っている様を見て真似ることはできません。なにより視覚化は一人になれる静かな落ち着いた環境で用いることが推奨されているので、それを学ぶには書物か特別なサークルに入る必要があります。わたしは書物から学びました。

あなたにも視覚化はできる

端的に視覚化の概要を述べてきましたが、あなたにも視覚化はできます。次のことを試してください。次にあげる具体的な動物の名前や五感情報をあなたの好きに変えて頂いても構いません。

  1. 想像してください。地肌が白くピンクの水玉模様をしていライオンを頭の中で描いてください。
  2. 犬のように吠えます。
  3. 嗅ぐとレモンの香りがします。
  4. 舐めると高級なチョコレートの味がします。
  5. 触ると太鼓の薄い膜のような弾力があります。
  6. この5つの情報を頭の中で生き生きと描けるよう5分間はこのイメージに浸ってください。
  7. イメージが鮮明に描けたら、次は瞬時に頭の中でこれらの五感をまじまじと感じれるようになってください。
    簡単な視覚化の手順はこのように行われます。

視覚化をODD ONE OUT に応用する

ここまででざっくりとではありますが、視覚化ないしはイメージングの技法について説明をしてきました。ではこの項ではようやく、視覚化をODD ONE OUT に応用してスコア24を目指していきます。

ペアリングをしている最中、すでにペアを作った図形がどれだかわからなくなったり、ペアリング済みの図形とまだペアリングができていない図形との境界や記憶が曖昧になったりして、時間を食うことがあります。そこでこの視覚化の思考技術を用いて、ペアリング処理の時間を大幅に短縮していきます。具体的にはペアリング済みの図形を、イメージを操作して問題文中から消してしまいます。例えば、ペアリング済みの図形を金属製のハンマーで打ち壊したり、ペアリング済みの図形を窓ぶちに貼り付けてから窓を開けることで見えにくくしたり、ペアリング済みの図形を糸で結んで出店のクジのように引っ張って動かしたりします。綿ぼこりを払うかのようにイメージの手でサッサッと取り払うこともできます。つまり、自分の操作がし易い視覚化を行うことで、ペアリング済みの図形を問題文中から消してしまいます。これはもちろん、仮想的に頭の中で行うことです。ペアリング済みの図形は視覚化で見えにくくなっているので、残りの図形に新たに集中がし易くなり、問題文の中から新しいペアが見つけ易くなります

ODD ONE OUT の更なるハイスコア30点代後半へ

OD で30点代後半を目指すのなら、1:30までに20問正解してください。序盤のLevel1からLevel13までは大抵の場合、一つだけの記号が浮かび上がって違っています。9つのなかで1つだけ色が違ったり、形が違ったりします。確かめは必要ですが、ほぼ考えなしに一つだけの違ったものを選びます。見えた瞬間に解いてください。

スコア30点代後半の時間目安

スコア40点獲得の時間目安

SPATIAL PLANNING の攻略法とコツ:『解く順序を守る』

SPATIATL PLANNINGの攻略とコツのキーワードは『解く順序を守る』です。SPATIATL PLANNINGは最適解を解く問題なので、Levelごとの動かし方に確立された手法があります。その確立された手法(セオリー)は下記に詳しく書いています。問題を解く順序さえ守っていればスコア90±10に入れると思います。SPATIATL PLANNINGは問題の特徴的なパターンを見抜く推論力と、見抜いたパターンをセオリー通りに解く記憶力が問われる問題です。特徴的なパターンは見出しに、セオリーの解法手順は図に書き込みました。

また、Level9, 10ではセオリーの中にセオリーが組み込む入れ子構造になっています。Level3~8で学んだセオリーを駆使できていれば、Level9,10は手順が多いだけで難易度は変わりません。 Level10では、すでに正解の場所に置かれているボールをどこかに避ける必要が出てくる場合があります。

SPATIATL PLANNING で憶えておくと役立つ決まり事:最適解のセオリー

SPATIATL PLANNING では憶えておくと役立つ決まり事がいくつかあります。遊んでいるうちになんとなく把握できると思いますが、ここに明文化して記しておきます。

重要事項最優先に直すボールは「4」、最優先に直す段落の優先順位は「中段」→「下段」→「上段」

Case1.
Case2.

二つのボールの順序を入れ替えたい場合:上段を使う。

上段が空いていない場合は、上段をフリースペースに動かすこともある。
Case2: 順番を入れ替えたい場合、数字の若い方を上段に移動させると問題なく解ける。

「1」と「2」は最適解へのキーストーンとなる:上段に置かれているボールの数字も最適解へのヒント

「1」と「2」はボトルネックになっているボールと数珠繋ぎになっている場合がある。ボトルネックが動けば問題は解ける。

「3・4」を右側に移動させると「4・3」となる。

左側のボールを外から順に右側のスペースへ持っていっても、左側のボールが並ぶ順番は変わらない。

「5・6」を下の段に移動させると「6・5」になる。

「7」「8」「9」が右側にある時の順番

「7・8・9」がこの順番なら、問題なく下段に直せる。

SPATIATL PLANNING の採点アルゴリズム

SPATIATL PLANNINGは、Level数がそのまま最短移動回数を表しています。例えば、Level5の場合は最短移動回数は5回です。Level10の場合は最短移動回数は10回です。最短移動回数で正解すると、Level分だけスコアに点数が加算されます。これに最短移動回数よりも余分な移動があるとその分減点されます。例えば、Level8の問題でプレイヤーが9回ボールを動かした場合は、最短移動回数が8なので、1回分余計に動かしたことになります。なので8点から1回余計分を減算して7点がスコアに加算されます。また、Level6まで最短移動距離で正解した場合は、3+3+4+4+5+5+6 で 30点が最高得点になります。Level10まで余分な移動なしに進んだ場合は、3+3+4+4+5+5+6+6+7+7+8+8+9+9 で84点が最高得点になります。

MacBookProをお使いですか?

私はSPATIATL PLANNINGをRetinaディスプレイの解像度1680*1050で遊んでいました。マウス操作が思い通りに進まず、スコアは100±10を行き来していましたが、モニターの解像度を1024*640に変更したら、マウス操作が思い通りに進み、ハイスコアを更新することができました。モニター解析度の切り替えアプリは、BestRes がおすすめです

FEATURE MATCH の攻略法とコツ:『気ままに比較』

FEATURE MATCH の攻略法とコツのキーワードは『気ままに比較』です。わたしはFEATURE MATCH を力技で解いています。気の向くまま、違いなありそうな場所周辺から違いを探しています。 その際、問題を比較しやすい最大の塊に切り取っています。これは1〜6の塊になります。

ムズカシイ説明で良ければ、、、

『気ままに比較』ではその人の体験知に寄り過ぎているのも確かです。説明が抽象的過ぎて、『気ままに』にどんな意味と体験が含まれているのか察することができないと、理解に苦しむと思われます。そこでより複雑で、難しい言葉を使って説明をします。

FEATURE MATCH の攻略法とコツのキーワードは『最小公倍数での比較』です。ここで求める最小公倍数の整数は3つあります。「あなたが短期記憶に記憶できる情報の数」と「切り分けたグループの憶え易さ」と「問題から塊として切り分けたグループの数」です。

あなたが短期記憶に記憶できる情報の数

人にはそれぞれ短期記憶で記憶できる情報の塊の数があります。これはマジックナンバーと呼ばれています。この情報の塊の数はたいてい4±1と言われています。FEATURE MATCHでは、一度に憶えておける図形の塊の数が多ければ多いほど一問の間に比較する回数が減るため、ハイスコアが狙えます。しかし、一度にたくさんの図形を比較しようとして自分の許容量以上の数を比較しようとすると、脳がオーバーフローを起こして図形を正しく認識できなくなります。

切り分けたグループの憶え易さ

また同時に、頭の中で短期記憶として憶えておく図形の数が多くなればなるほど情報の塊としての複雑さが増します。そして、複雑なほど短期記憶として留めておくことが難しくなります。なので、一度にたくさんの図形を比較しようとしても、これに失敗し不正解率が上がります。

問題から塊として切り分けたグループの数

しかしながら、正確さを求めて図形を一つずつ比較していては時間がかかりハイスコアが望めません。

『気分で比較』の複雑な明文化

そこでこれを解決するのが『最小公倍数での比較』という考え方です。経済学の『需要と供給』にも通じる考え方です。「あなたが短期記憶に記憶できる情報の数」と「切り分けたグループの憶え易さ」と「問題から塊として切り分けたグループの数」。この中間点がちょうどFEATURE MATCHでの最適解となります。もちろんこの最適解に固定値はありません。問題ごとに変動します。以上が『気分で比較』の複雑な説明になります。

要するに、一度に図から切り取って左右で比較できる図形の数を増やしましょう。

その他試した戦略:

FEATURE MATCH の攻略法とコツが単純に比較しているだけという力技で申し訳なく思います。FEATURE MATCH の核心を突く考え方が見つかれば良いのですが、発見には至りませんでした。FEATURE MATCH の最適解を探ろうと様々な戦略を試しました。下記の戦略にはスコア210±10を安定出せる戦略もありましたが、ハイスコアを更新するに至りませんでした。これらの戦略は注意力の目減りが著しく、削ったばかりの鉛筆の先がみるみるうちに丸くなっていくのを感じました。注意力の鮮度を維持するのが大変でした。

まとめ

最後に

以上が、Cambridge Brain Sciences のテストでパーセンタイル 100%のスコアを取った主要な考え型です。もしあなたがこの記事を読んで、Cambridge Brain Sciencesで好成績を収めることができたのなら、読む前と読んだ後のスコアを添えてコメントをしてください。

ありがとうございました。

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