はじめに
この方法は自分が編み出したもので、自分にとっては効果があります。しかし、あなたに効果があるかは分かりません。他の方に試してもらう検証はしていないからです。
さて、それを踏まえて今回は、読書スピードが大幅に上がる思考トレーニングを紹介します。
理論編
まずは理論編です。今回使うのはインターチェンジ効果と呼ばれるものです。インターチェンジ効果とは、高速道路で時速120Kmの運転に慣れると、一般道路に降りたとき、時速60kmでも遅く感じるようになるというものです。
読書をする時、文字を目で追いながら心のなかで音読をしていると思います。1分間に本の難題さによって変わると思いますが、だいたいこれぐらいのペースで読めるだろうという速度がひとりひとりあります。この方法は普段使い慣れている思考イメージのリミッターを外してしまうので読書ペースが大幅に上がります。しかも、簡単道具いらずです。だれでもどこでも出来ます。
実践編
やり方はこうです。
やり方
- これからやる方法は思考とイメージを使います。ですのでその環境を用意するためにリラックスして目を瞑ります。
- 角度が60°の上向きの正三角形をイメージしてください。 △
- この三角形をイメージの中で時計回りでグルグルと等速で回してください。時計回りで思うように回せるようになったら、次は反対側。反時計回りでグルグルと回してください。勢い良く回し過ぎると頭がクラクラしたり、酔った感じになると思いますが、気にしなくて大丈夫です。うまくいった証拠です。グルグルと回さなくても軽く回せることができればよいです。できるようになりたいのは6番です。軽く回せることができれば次に進みます。 △→▽→△→▽
- つぎは、この時計回りと反時計回りに回転できるようになった三角形を、上側の頂点を紐で半固定した感じで、右側の頂点を奥から手前、左側の頂点を手前から奥へと回してください。これも3.と同じように時計回りと反時計回りにイメージ通りに動かせれるようになってください。だいたいイメージ通りに回せれたかなと思えたら次に進みます。 △→|→△→|→△
- 今度は三角形を2つに増やします。上向きの正三角形と下向きの三角形を同時にイメージして同時に3.と4,の動作をイメージできるようにします。 △→▽→△→▽ ▽→△→▽→△ △→|→△→|→△ ▽→|→▽→|→▽
- 最後です。5番までできたら今度はこの上向きの三角形と下向きの三角形を合わせて合体させます。六芒星になります。この六芒星のイメージは組み合わせが綺麗になるような比率を意識します。また、3.と4.のように等速で動かし続けます。
- 6.を頭の中で意識しながら読書をします。
以上です。このトレーニングで読書ペースが大幅に上がりますが、結果的にIQも上がります。なぜならIQとは思考空間をリアルに操作する能力だからです。イメージをイメージ通りに動かせれるようになったらIQもその分上がります。
人によって読書ペースが変動する値が違うと思います。自分の場合はこの準備体操をすると読書ペースが2~4倍になります。やってから読んでもいいですし、やらなくとも読書は楽しめます。自分は気が向いた時しかこの方法を使いませんw
追記:
はてなブックマークで一時期ホットエントリーに入っていた、こちらの記事にも同様のことが書かれている。
天才プログラマーの登大遊さんも、同様の思考法をしていて、嬉しく思った。
ありがとうございました。