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感情とはあなたの認知に対する内なる存在の反応である。: 感情論 初級編

この記事はmixiで友人に向けて2011年10月7日から27日までの間に書かれたものです。
今日は春分の日です。今日という日を祝うために過去の記事を加筆、再編集しました。
*この記事を書き始めたのは2019年3月21日。そして、公開日は2019年4月24日。

はじめに

https://unsplash.com/@rohittandon

あなたは気分良く過ごすことが好きですか?

だれもが幸せになりたい。そう思いながらも、日常を生きています。

しかしながら、日々幸せを実感しつつ生きる。この人間として当たり前だと思いたい状態は、なかなかに実感を得続けるのが難しい。人は気分気持ち良くいたいし、嫌なことを感じたくない。

人は気分良くいたいと思う、良い気持ちでいたい、嫌なことを感じたくない、嫌なことの責任を負いたくない。そんな想いを日常で思い出したかかのように再確認する。

人は、自分の気分が悪くなったとき、自己の表層の認知を取り上げ、自分の気分を害する相手に 「こうしてほしい・ああしてほしい・こう変わって欲しい」と要求する。

これでは、その人は本当の幸せを実感しつつ生きることが難しい。生きてく上で大切な、他者の自由意志を尊重するという、宇宙の基本法則への配慮と降伏の姿勢がないからだ。

自由意志を尊重する

人には自由意志がある。
人には生まれ持っての選択の自由がある。

人は、気分を良くするために、他人の言動を変えようとする。

これは、未熟な行為だ。表層的な自己認知と思考停止の生き方だ。

自分の気分を良くする為に、他者の意思をコントロールする行為。

この場合、これは他者の自由意志を侵害している。そしてなにより、このような姿勢は、他者があなたの自由意志を踏みにじることを許容する。

このような人生に対する価値観で、幸せ・調和・平穏を感じ生きることは可能か。

自分は良くて、他人はダメ。このような自己解釈はどこかでバランスを戻す。人類の約56%がマッチャーと言われる中で、このような人生価値観は、その価値観を有する人間のいる環境下において、人間関係の軋轢を有することは自然の成り行きである。

自分は他人の自由意志を侵害して良くて、他人は自分の自由意志を侵害してはダメ。なんてことは意識上はそう思えても、無意識では罪悪感や傲慢さにより、いつかより戻しを喰らう。人は、蒔いた種を自ら刈り取る。

もちろん、外交や交渉事の為、心理学やコミュニケーションを学び、より大きな利益を作り出す技術を磨くことも大切だ。ただ、その動機だ。その動機が利他的か利己的か。相手の為を思っての行為か、自己の利益のためか。これによって人のコミュニケーションの性質は変わる。
他者の自由意志の侵害は不和を有し、いつかその不調和の結果を人生に招き入れる時期が来る。

自らの心情を察してもらい、他者に機嫌をとってもらおうと試みる愚かな人間

あなたの心の奥底は他人には見えない。。なぜ目に見えないものを相手に察してもらおうとするのか。なぜ自分が気分良くいるために、相手が変わることを強要するのか。
あまりに未熟。自らの成長を拠り所とせず、他者に不快感を与えることで他者を操作し、他者の言動を自己に都合よくねじ曲げる。


自己都合、わがまま、傲慢、意地っ張り、頑固、批判者、クレーマー
このようなネガティブな言動により、他者の自由意志を侵害し、自己の想い通りに他者を操作しようとする努力よりも、自分の感じ方を変える努力をした方が精神的健全性と成長と調和を有する。自らの心情を自らで察し、自らが内面的不調和の調子を整える努力をする。このような精神的態度は建設的だ。


あなたの気分が他人の言動に左右されなくなると、人生で感じる自由さはさらに増す。

人はいい気分を感じていたいのなら自分の感情に注意を向けるべきだ。感情は人生の羅針盤足り得る。感情を人生の指針とし、人は自らの足で歩いて征ける。その過程の連続において、人は、本当の自分を見つけることができる。

あなたに、日常生活で使っている人格の奥に潜む、本来のあなたを知り、理解し、体験し、より成長し、人々との関わりによって、より人生を幸せに過ごして欲しく思う。

苦しみに溺れることで他者の気を引く惨めな人よ

人が人生で苦しむことや傷つくことは、この社会ではもはや当たり前の出来事だ。 人は、苦しみに対し、脆く崩れやすい。苦しみの感触への耐性の作り方を知らない。

人は、年齢を積み重ね、失敗と成功の繰り返しのうちに、苦しみへの耐性をつける。歳を積み重ねる前、夢に挑戦し挫折と忍耐を繰り返す前、人格が成熟する前、多くの人にとって、苦しみへの認知が成熟する前。感情的苦しみ、その多くの原因は思考と認知の未熟な制御力に由来している。人は欲望のままに思考し、思うがままに感情的な行動をとる。そして、宇宙の揺り戻しの波に揉まれ、もがき苦しみ、時には溺れ沈む。

苦しむ人よ

誰もが幸福になりたいと願う。しかし、人は、その方法があることを知らない。その訓練方法があることを知らない。それらがあることを夢にも思わない。知らないからこそ、目に見えていても認知に上がらない。そのような人には、苦しみによって、痛みによって、彼らの大好きでたまらない、いつも追いかけ、いつも喰らい、飲み干している。彼らは苦しみを嫌いと言いつつ、彼らの言動は苦しみに浸かり浸っている。

幸福への道

誰もが幸福になりたいと願う。

自らの願望を自らの歩みによって叶える。このような人として健全に思える精神的態度は、周りの大人に教わるか、それを知る賢者との偶然の出会いか、自ら探し求めたものに訪れる。

空中に突然金塊が湧く夢想に生命力を費やし、自らの鍛錬に意識が及ばない者の元に、そのような知識は息を潜める

ここでは入門編として、苦悩に対する対処法として感情との付き合い方を教える。

権力者こそ自らの内面を見続け改善に努めるべきだ

日々の生活に追われ、自分の好きなことを忘れて生活をする。それが続くと人は心を見失う。そのような状態で、自分を大切にできない人間が、他人を思いやることは難しい。

人が暮らしていく中で、人は組織にその生活の財を委託する。
人は組織の中で、自己実現や、社会的立ち位置を求め、生きている。多くの人がサラリーマンとして、この資本主義のルールを知ってか知らずか、生活をしている。

しかしながら、この組織の長たる関連人物は、人格者というよりかは、狡猾さや傲慢さに溺れてしまう人もいる。権力がただ好きで、その地に安住したい人間もいる。人間的未熟さを盾に、組織を駆け上がり、権力の座につく人間がいる。彼らの性質は、勝ち負けを好み、弱者を蔑む傾向にある。

社会には魂年齢の若い人間が権力の座につく傾向がある。そして、組織は、組織の上層部の人間の精神雰囲気に左右されるものだ。組織上層部が、下記の人格的性質がある場合、その組織で働く人は苦悩する。

独裁者のその日の気分で変わる社内のルール。暗黙の了解。
いままでの世界経済は、そのような人格的性質を持つ人間たちの相互扶助社会のきらいがあった。しかし、令和の時代に移り変わり、そのような人間の数は、人々の意識の目覚めに呼応し減少傾向にある。

コロナ時代の中、わざわざ嫌いな人間の元に集うことを、社会的圧力の中で、避けることが容易くなってきた。

学校と感情

人は学校に通い、社会をより便利し経済を発展させる為の科学技術を学ぶ。しかし、感情の感じ方は、現在の社会では野生のまま育つに任されている。
子は社会から断絶された学校で成人を迎えるまで育つ。権力者の言いなりになるよう高度に仕組まれたシステムの中で歳を重ねる。

悪い感情の対処法と付き合い方を知らないがため、生活が壊れていく人。

このような態度は、幼少期に大人の気を引くために身につけた、幼児の生存戦略である。

このようなネガティブな言動は、自らの幼少期に由来し、年相応の態度のアップグレードを怠った結果である。しかし我々は、それを認知し、その事実と向き合うことができたときから、精神的自立へと向けて、己の精神と内面の改善と向上が始まる。我々は成長し、精神的に自立し生活ができる。我々はその発展途上の段階にいる。

その過程で、我々は快・不快に心を弄することなく、幸福に生きる術を身につける。それらネガティブな行動の要因となる感情との付き合い方を学ぶことで、人はより善く生きていける。

健全な社会

人類の大半がネガティブな感情的問題に対処できるようになったのなら、楽園に近づく。人は、精神の健全な発露の結果として、愛と平和と調和ある社会に生きることができる。

多くの人は感情との付き合い方を知らない

多くの人は感情との付き合い方を知らないため、感じることをやめ、振り回され、 自分が気持ちよくないからといって、自分が安心し、気分良く感じたいから他人の言動を変えようとする。そのような未成熟な態度は、そろそろ終わりにしてもいい頃合いだ。上記で挙げてきた社会の不合理によって、ネガティブな状態に陥る人の生み出す負のエネルギーの連鎖は、もう終わりになって良い。

1章: 感情とは何だろう

感情ベイビー

感情とは何か。多くの人が自らの感情や他人の感情表現との接触に、戸惑いや疑問を抱いたことがあることだろう。なぜ感情が存在するのか。不破の原因とも取れるネガティブな感情はなぜ存在するのか。神はなぜ感情というものを作ったのか。

勉強をしたくない子どもよろしく、感情についても似たような悪態をついたことがある人もいると思う。

感情との付き合い方を学べば、ネガティブな感情的問題に振り回されることはだいぶ減る。

なぜ人々は感情に振り回されるのでしょうか。

感情はとてもパワフルです
駅のホームに落ちた人を助けようと我が身を顧みず助けようとする心も、
怒りに駆られ目下の人を怒鳴りつける行為も、
感情の持つパワフルさに人の身体が突き動かされた結果です。
そこに理屈を挟む余地はありません。

感情の持つ力強さが人の持つ良い側面を強化したのなら良いのですが、人の持つ負の側面も強化することもあります。

暴言、暴力、不和、嫉妬、傲慢、プライド、悲観、怒り・・・。これらネガティブな感情に突き動かされ、後悔の残る行動を起こしてしまう人は少なくないはずです。

感情とは何か?それはどこから来て、どんな意味があり、どうして存在しているのか? 

そんな疑問を抱いたことはあるでしょうか?

現代の学校教育では科学を教わることがあっても、 
お金の使い方、管理方法を教わることはありません。

同様に、感情についても教わることはありません。

人は人生から学んだ経験を他人に教えることができます。
私はこれまでの人生で真理を探し続けました。そして感情との付き合い方を学びました。わたしはあなたにこの経験を伝えます。

感情の感じ方は2つだけです。

感情の感じ方は大きく分類して2つしかありません。
・よく感じるか、わるく感じるか。
・いい気分になるか、悪い気分になるか。 
・ポジティブに感じるか、ネガティブに感じるか。 

これら二つの分類しかできません。

善い悪い、好き嫌い、暑い寒い、暗い明るい、これらと同様に感情の感じ方もこの2つに分類できます。 極性の原理です。

あるのは”“の違いだけです。
例えば、暑い寒いも同じ温度を表す言葉です。この両者の違いは”“だけです。ある人にとって25℃は暖かいかもしれませんが、ある人にとっては寒いかもしれません。その人それぞれの感じ方や環境によって感じ方は変わります。

硬いと柔らかいも、大と小も、鋭いと鈍いも、積極と消極も、静けさと騒がしさも、これら言葉のど真ん中にくる物はなく、あるのは”“の違いだけであり、絶対的な基準はありません。

感情の感じ方は大きく分類して2つしかありません。

あなたはあなたの感じ方に自信を持ってください。それは自分自身と向き合う最初のステップです。

・いい感じがする

・悪い感じがする
か。
世間体がどうだとか、親がどうだとか、子がどうだとか、社会が、会社が、理想が、現実が・・・。そんなものはどうでもよいので、あなたはあなたの感じ方に正直であってください。あなたの気持ちはあなたのものです。正直に、誠実に。

他人がこうあるべきと強制する感じ方や、感じることを辞めないでください。
それはただ生きているだけです。あなたを生きてください。

感情の感じ方は大きく分類して2つしかない。

これを覚えておいてください。

感情のだまし絵

感情はあなたの認知によって事実の意味づけがポジティブかネガティブかに変わります。

出典:wikipedia「ルビンの壺

上記の絵は「ルビンの壺」と呼ばれるだまし絵です。
そのほかの有名な騙し絵には「うさぎとアヒル」「少女と老婆」があります。

だまし絵は絵の両側面を見ようとすると、同時に二つを認識することもできますが、 どちらか片方に注視すると片方の絵は見えなくなります。

感情にも同じ事が言えます。

あなたは認識の仕方を変える事であなたが感じる感情を変える事ができます。

この事実に注目してください。見逃さないで気づいて下さい。
ルビンの壺では、
白色に認識を合わせることで壺が浮かび上がります。
黒色に認識を合わせることで人の顔が浮かび上がります。
同様に、人の認識も
人間は同時にネガティブな感情とポジティブな感情を感じることができない
のです。

例えば、、、

人は演技は別として、憤りながらウキウキとステップを踏むことはできません。人生のこの瞬間にワクワクを感じながら、人生に絶望することはできません。
人は喜びに舞い上がりながら、悲観にくれることはできません。
人は怒りに駆られながら、他人を思いやることはできません。
人は恐れに怯えながら、人を愛すことはできません。

もう一度言いましょう。
人はネガティブな感情とポジティブな感情を同時に感じることはできません。

あなたが感情のどちらの側面を感じていたいかを明らかにする為、次の章からは小さな訓練法を紹介します。
あなたが将来感じるであろう感情がどんな名前なのかが識別できるようになる為に、あらかじて大抵の感情をラベリングしていきます。

これはルビンの壺の白い部分と黒い部分の境目を明確に区別するための訓練です。

1章: ポジティブな感情を定義する

あらかじめ大抵の感情にラベリングをしておくことで、日常生活で感じた感情にきちんと名前をつけることができます。
ああ今私は悲しんでいるんだな、
怒っているんだな、
喜びを感じているんだな、
などと瞬時に感情を認識出来るようになります。

クルマを運転する方ならば、わかるかと思います。教習所内で道路標識の意味を学んでから車道に出ることで、車道で車の運転中に迷わず道路標識の意味を理解できるのと同様です。

名付けることができるということは、きちんと認識できているということです。

この項ではあなたにとってのポジティブな感情を定義してもらいます。
世の中にポジティブな感情と定義されているもののなかには次のようなものがあります。
例えば、愛、勇気、平和、慈悲、探究心、喜び、思いやりなどです。

要するに、ポジティブな感情とは感じることでいい気分なるものです。

これはルビンの壺の白い部分と黒い部分の境目を明確に区別するための訓練です。もしもあなたが、
・ネガティブな感情から自由になりたいのならば、
・条件反射的に愚痴や怒りや自己憐憫を表現してしまうのなら、
・人間関係に悩んでいるのなら、
やっておいたほうがいい訓練です。

自分の感じている感情に目を向ける習慣をつけることで、日常的な感情の問題は解決されていきます。なぜなら感情を人生の羅針盤になり得るからです。詳しくは後々の章で解説をしています。

WORK 01 : あなたがいい気分になれる感情や言葉を探る。ルビンの壺の白い部分を見つける。

ではあなたにとって”感じる事でいい気分になれる概念”はどんな感情や言葉がありますか?

✔︎ 思いつくまま3分ほどリストアップしてください
✔︎ リストにない言葉や体験を思いついたのなら、それも加えましょう。

もしも、あなたが愛情を感じたいのに私にはその資格がないと思ったとしても、愛情に”いい感じ”を抱くのなら、愛情もリストアップしましょう。

下記のリストはあなたの感情を探る上で役に立つでしょうか。

いい気分になれるかもしれない言葉と概念の羅列

愛 謙虚さ 勇気 信頼 信念 規律 思いやり 優しさ 温かさ 親しみ 平和 充実 充足 朝日 母性 父性 神性 聖 創造性 生命力 継続性 生産性 喜び 自由 成長 拡大 調和 共生 恍惚 育み 尊い 敬意 機動 躍動 自律 跳躍 独立 自立 直感 ひらめき インスピレーション 知性 知恵 認識 知識 武 感動 宇宙 アイディア 全一 繋がり 歴史 愛情 調和 統合 統一 存在 源泉 厳格 厳粛 源流 尊厳 達人 熟練 熟達 明晰 思考 リラクゼーション ゆらめき 輝き 魂 光 くつろぎ 設計 探索 追求 探求 究極 価値 太陽 本質 ワクワク 高揚 新鮮 与える 美 物語 与える事 受け取る事 豊かさ 表現 豊穣 富 繁栄 安全 安心 基盤 根源 感謝 生 選択 幸福 結果 精巧 成功 未来 現在 過去 至福 幸福 根源 恍惚 変化 変革 慈悲 慈愛 拡張 発展 繁栄 繁栄 原物質 原型 霊的成長 内なる平和 素直 展 転換 発展 知恵 知識 感情 真理 原理 情熱 洞察 観察 研究 意志 意識 認識 基盤 安全性 安定性 仕事 秩序 日課 はぐくみ 栄養 公平さ 整理 正直さ 柔軟性 責任 健康 安心感 喜び ロマンス 欲求 美しさ 発明の才 生命力 情熱 官能性 愛情 スタイル 寛大さ 優しさ 自己主権 焦点 献身 境界 権威 協力 誠実さ 選択 決心 鍛錬 勇気 信頼 意図 やる気 平和 自主性 ハート 共感 寛大さ 思いやり 許し はぐくみ 理解 受容 許容 愛情 優しさ 忍耐 笑い 表現 話すこと 正直さ 笑い 耳を傾けること 創造性 テレパシー 共感的な関係 つながり 啓示 表現 真実 心の中のビジョン 知覚 眼識 想像 夢 記憶 空想 透視力 洞察力 寛大さ 視覚化 理性 思考 見地 発明

ポジティブな感情の言葉のリスト

上記の言葉の羅列から抜き出して出来たリストはあなただけのものです。これらの言葉の精神に浸ることであなたの精神状態は安定します。これらのリストはあなたにエネルギーを与えてくれます。
もちろん、やらなくてもよいです。

これらポジティブな感情の言葉リストは、

・単純に良い感じがするもの
・もっと味わいたいもの
・楽しみたいもの

であることがわかったかと思います。

では次に、ネガティブな感情についても観ていきましょう。

運動をして汗をかいた後に風呂に入って、汚れを落とすように、人は生活をすると心に汚れがつきます。汚れは汚れと認識するからお風呂で洗い流すことができるように、ネガティブな感情もまた同じです。ネガティブな感情を直視することで、ネガティブな感情に対処/改善/解決できるようになります

要するに、見て見ぬ振りはするなってことです。

1章: ネガティブな感情を定義する。
ルビンの壺の黒い部分…

あらかじめ大抵の感情にラベリングをしておくことで、日常生活で感じた感情にきちんと名前をつけることができます。名付けることができるということは、きちんと認識できているということです。
そのため、この項ではあなたにとってのネガティブな感情を定義してもらいます。

ネガティブな感情には次のようなものがあります。
 苦痛、不安、怒り、憎しみ、苛立ち、拒絶、惰性、慢心、苦悩、悩み…。

あなたにとってのネガティブな感情と呼べるものはありますか?
ここでもリストアップして見ましょう。
具体的な言葉で30〜50個リストアップできますか?
work内容は下記にあります。

下記のリストはあなたのネガティブな感情を探る上で役に立つでしょうか。

ネガティブな感情の一覧

不安 絶望 恥 羞恥心 イライラ フラストレーション 欝 怒り 欲望 劣等感 自己優越感 プライド 心の曇り 困り 苦しみ 貧しみ 悲しみ 否認 否定 拒絶 過剰な自己重要感 過剰な期待 過剰な願望 切望 完璧主義 怠惰 惰性 過度な憧れ 過度な謙遜 不幸 停滞 執着 固執 囚われ 疑惑 不当な疑い 臆病 険悪 悲惨 侮辱 貶め 排除 破壊 復讐心 罪悪感 義務感 非難 放棄 刑罰 怯え 心配 引っ込み思案 失望 奴隷状態 執念 隷属 敵対 憎しみ 思考停止 攻撃 絶望 無関心 要求 嘲笑 得意げ 天狗 傲慢 慢心 無内省 不調和 偽悪 醜憎 消極性 怖れ 恐れ 恐怖 分離 限界的認識 肉欲 過剰な食欲 強欲 貪欲 悪意 利己主義 嫉妬 虚偽 策謀 動物的欲望 疑念 目先の欲に溺れること 無知 無明 エゴイズム 焦り 苦悩 切迫感 やきもち 狼狽 うろたえる 怖気づく 過度な物質欲 愚かさを知らない愚かさ 侵略 分裂 不当な条件づけ 名誉への固執 役職への執着 不健康 他と比較して得られる自己有能感 押し付けられた義務 見下し 抑圧 束縛 闘争 逃避 反感 思い煩い ストレス 力不足感 痛み 苦痛 押し付け 目を背ける 略奪 奪うこと 自己愛のみの愛 後悔 虚栄心 媚び諂い 不平 緊張 過保護 悪口 過大評価 他人の評価を気にし過ぎること 

WORK02 : 単純に嫌な感じがするものをリストアップする。

脳内のイメージを一度紙やスマホにメモをすることで、脳内のモザイクが取れ、思考の解析度も上がります。ぜひ外部にアウトプットする習慣を身につけてほしく思います。あなたにとってネガティブに感じるものを思いつくままに3分間ほど書き綴ってください。

✔︎ この作業は人生で一度だけやれば良いです。
✔︎ リストアップしてください。
✔︎ リストにない言葉や体験を思いついたのなら、それも加えましょう

要するにこの訓練で何を体験してもらいたいかと言うと、
ネガティブな感情は単純に嫌な感じがするものだと体感してもらいたいのです。

ネガティブな感じのブレインダンプ。脳の掃除と思ってやってみて欲しい。 
書き終わったら、ああこれが自分にとってのネガティブなものなのかと、認めてください。

掃除は汚れを見つけることができるから、綺麗にすることができます。同様にネガティブな感情を見つけることができるから、人の精神や心も純化し綺麗にできます

感情のルビンの壺を自在に変える

感情のポジティブな面とネガティブな面の明確な区別がついたところで、感情の定義を解説していきます。

感情とは何か。 感情の定義

感情の定義をズバリ一言で言い表すことができたのなら。
あらゆる感情を数式を解くような正確さで理解できる公式があったのなら。
あなたは感情に悩まされることも少なくなるとは思いませんか。

感情は一言で説明することができます。
それは、、、

感情とは認知や焦点を定めた思考に対する内なる存在からのレスポンスである

これこそが感情の秘密。感情の公式です。

もちろんこれは、感情の一側面を切り取った見方でしかありません。
これを真実だともいうつもりもありません。
しかしながら、この公式に当てはめて感情を捉えることで、あなたは感情問題を自力で解決していけるようになります

・自分の気持ちを大切にする人。
・悩みグセがあってひとりで考え込んでしまう人。
・自分の世界観がある人。
にもぴったりの方法です。

では、感情の定義で使われた単語の意味をそれぞれ解説していきます。

解説する単語は、

  1. 認知
  2. 内なる存在
  3. 焦点を定めている思考
  4. レスポンス

の4つです。

感情の用語その1:認知

Wikipediaによる認知の定義

認知とはWikipediaではこのように説明がされています。

認知とは、人が外界にある対象を知覚した上で、それが何であるかを判断したり解釈したりする過程のことをいう。

出典 [ Wikipedia : 認知 ]

認知の具体例

例えば、この風刺画をご覧ください。メディアは事実の一部を切り取って、自分たちに都合の良いように報道することを風刺したものです。

メディアの報道するカメラの中では、加害者は左側の男性ですが、
実際のカメラの外側では、加害者は右側の男性です。
報道の仕方によって被害者が加害者になっていることを風刺しています。

認知にも同じことが言えます。

事実をどのように捉えるかによって感情の感じ方も変わります。

例えば先のマスメディア風刺画像の例で考えて見ましょう。

テレビを見ている視聴者はきっと、左側の人間が加害者であり、右側の人が襲われていると思うことでしょう。なので右側の人を思いやる気持ちや左側の人を否定したり批難したい気持ちに駆られるかもしれません。

しかし、認知を変えてみるとどうでしょう。テレビの外側。実際の現場を見ると明らかになったのは、テレビで見せられていた場面とは正反対の現場です。

あなたの認知(焦点を定めている思考)によって、あなたの感じる感情が変わることに気づいてください。

視点が変わることで感じ方が180度変わるおもしろい話を紹介します。

最初、あなたはこの女性にふてぶてしさや、マナーのなさ、驚きを感じたかもしれません。
しかし、話のオチを聞いた後では、この女性の優しさや懐の深さ、うれしさを感じたかもしれません。

人は認知が変わると感じ方も変わります。

感情の用語その2:内なる存在

内なる存在とは本来のあなたです。内なる存在という言葉は様々な分野の専門家に定義されてきました。

人は肉体以上の存在であること、万物の霊長であること、人は食べ物だけで生きているわけではないことなどが分かる方には分かる説明かと存じます。

ただし、人とは肉体だけの存在であると思い込んでいる方、心や性格の美しさを置き去りにして肉体だけの美容に興味と関心を注ぐ方、目に見えない概念を信じることに拒絶反応がある方などには難しい説明に聞こえることでしょう。

人は肉や血、皮膚や骨、髪や爪で出来ているのではないのです。
私たち人間は自己意識を持った存在です。

これら様々な呼び名はありますが、魂/本当の自分/内なる存在の認識力は現在の人格よりも遥かに広く深く古く大きいものです

現実世界の人格と、非現実世界の魂は一本の紐の両端です。それは別々のものでなく、同じものです。
この現実世界では魂は人格という服を着ています。登山やジャングル探検、そして社交界での服がそれぞれ違うように、魂は人格は目的に合わせて着替えることができます。
これは執着の剥離や表面的な自己の死、過去のトラウマの克服、感情的な浄化などを経験することで表層的な人格の剥離を経験し分かることです。

私たちはこの物質世界に生きてはいますが、同時に非物質世界にも存在しています。私たちはこの物質世界の目で見るよりもはるかに大きな存在です。

内なる存在は見えない世界から私たちの現在の人格が認知した思考へ、感情というレスポンスを通じて内なる存在はあなたを導いています。

わたしたち本質は現実世界に焦点を結んでいる非物理的な存在です。
わたしたちは物質世界と非物質世界に同時に存在しています。

内なる存在の概念をより理解するための具体例

内なる存在の概念をより理解していただくために、具体的な例え話を紹介します。視野の距離によって認知できる次元の数が変わる話です。
話がわかりやすくなるよう、次元をひとつ丸め込みます。次元を下げるということです。人の身体を間近で目視するとその人の身体は三次元的に見えます。その人の目や耳、顔の輪郭や体型までもが分かります。
しかし、離れた距離からその人を見ると奥行きは消え去り平面的な見え方をします。その人の身体の輪郭は分かりますが、その人の体系的な奥行きは見て取ることができません。
これは夜に輝く星々でも同じです。星々を間近で見たら球形に見えます。しかし、球形を遠くから見ると球形から奥行きは無くなり平面的な円形に見えます。
つまり、視野の距離によって認知できる次元の数が変わりました。

球形を遠くから見ると球形から奥行きは無くなり平面的な円形に見えます。

もうひとつ、高次元を理解するための例え話をします。

例えば、二次元人のピクトグラムの世界では3次元の球体は一辺として認識されます。3次元の球体が二次元人の住む世界を上から下へ移動した場合、二次元人の球体への認識は一辺の長さが左右に伸びている様を見ます。わたしたちがこの運動を見た場合は、きちんと三次元の球体が二次元世界を上から下へ移動している様を認識することができます。
同様に、内なる存在にとって私たちの認知は二次元世界の住む二次元人のものと言えます。

2次元人と3次元人の認知の違い

しかしながら、わたしたちは二次元世界に住む二次元人の認知を超えて、内なる存在の認知を得ることができます。内なる存在の概念を知り学び理解し体験することができるからです。
その鍵となるのが”感情と感覚と思考”なのです。

目に見えない概念の発見

人類は様々な科学的発見をしてきました。
・万有引力の法則
・天動説
・電気
・磁気
信じる信じないは別として、これらの概念はこの銀河系に元から存在していました。

目に見えずとも人は体験から様々なことを知ります。
・夢
・気
・エネルギー

数学のゼロという概念も同様です。ゼロという目に見えない概念を受け入れることで、人類は巨大な数学空間を構築することができるようになりました。

わたしたちの認知はこの内なる存在という概念を知り学び体験することにより広がります

わたしたちは見えない次元とのコミュニケーションを通じて、人生の指針を得ることができます。
そのコミュニケーションの最初の段階が、目に見えない領域を認識することです。

感情の用語その3:焦点を定めている思考

人は焦点を定めている思考により感じ方が変わります。焦点を定めている思考の持つエネルギーパターンの高低を識別しましょう。
葡萄の木からは葡萄が実るように、焦点を定めている思考からは同様の性質の結果が実ります。
ネガティブな性質な思考を基にした行動の結果は失敗や苦しみです。
ポジティブな性質な思考を基にした行動の結果は幸福や健康です。

実際にやってみましょう。
次に事実に関する二通りの解釈を示します。あなたはどちらに力強さや勇気、暖かみを感じますか。探してみてください。

WORK03:対象に焦点を定めて どのような感じがするかを判断する。

例えば、
これらの態度は上下で
どちらのほうにより力を感じますか?
どちらのほうが読んでいて気分良くなりますか?

・最良のことが起きることを期待する。
・最悪のことが起きることを心配する。

・最善を尽くす
・手抜きをする

・他人が自分に何を与えてくれるかだけを考える
・自分がどのように人に貢献できるかに専念する

・何事も決して遅しぐることはないと信じて自分の夢を行動に移す。
・遅すぎると考えて、諦める。

・なりたい自分になり、やりたいことをやる自分を許す。
・他人が自分に許可を与えてくれるのを待つ

・豊かさを信じる
・欠乏を信じる

・豊かさを話す
・問題と不足について話す

・自分が愛し望んでいることに焦点を当てる
・自分が望まないことだけに焦点を当てる。

例えば、
これら上下の言葉のどちらに
力強さを感じますか?
良い感じかしますか?

・自由にさせること
・コントロールすること

・美的な
・芸術気取りの

・受け入れること
・拒絶すること

・所有的な
・献身的な

・手ぬるい
・思慮深い

・恨むこと
・許すこと

・才能のある
・ラッキーな

・優雅な
・着飾った

・エロチックな
・ワイセツな

・助けになる
・お節介な

・信頼すること
・依存すること

・喜びに満ち溢れた
・快楽的な

・力強さ
・強制的な

・澄み渡った
・どんよりした

・委ねること
・心配すること

・気が晴れ晴れしている
・飽き飽きしてうんざりする

感情の用語その4:レスポンス

レスポンスという言葉はフィードバックという言葉に置き換えていただいても構いません。人はフィードバックがあるから自らの言動に修正を加え目的地にたどり着くことができます。人は目的を決めるから目的地にたどり着けます。目的のない旅路は海原を漂流する流木のようなものです。その場しのぎの活動に自身の未来を決定づける力はありません。わたしがここで言う目的とは夢や大きな目標を立てろと言うようなものではありません。自己啓発書や成功哲学の言う目的でもありません。いい気分のする行動や感じ方を選択するのも目的と思われます。なにより、人の魂には魂の生まれた源に帰るという目的があると思われます。

そして、内なる存在は物理次元を超えた存在です。その広い視野からわたしたちの現実を体験しています。また同時に、わたしたちは宇宙に住んでいます。この宇宙は常に螺旋状に進化しています。生命の基盤である宇宙が闇を光に変容している最中に闇のまま留まるのなら、闇は宇宙の進化とともに滅ぶのは当然の摂理です。

1章:親との関わりで自己学習した感情との付き合い方

子は親から言葉の使い方を学びます。子が本を読み、映画を楽しみ、自分の世界を構築し始めるまで、子には親の影響が続きます。

WORK04: 言葉の言い方を変える

WORK03.で行った判別力のテストです。

相手に力を与え優しさを示せる言葉は次のうちどちらでしょうか。

・慌てないで
・落ち着いて

・忘れないで
・するのを覚えておいて

・時間通りに会いましょう
・遅れないで

・ドアをうるさく閉めないで
・ドアを静かに閉めて

・傷つけないで
・大切にしてね

・キャンセルしないで
・約束を守ってほしい

・そっちを見ないで
・こっちを見て

子どもの頃にかけられた否定的な言葉使い

子どもは一日平均、褒められることの10倍「あれをしてはいけない、これをしてはいけない」と言われるそうです。
(*データ元 を探したが見つかりませんでした)

上記のワーク04にて、あなたは既に言葉に使い方が、人の感じ方を変えることができると体験できたはずです。
言葉使いによって感じ方が変わることを学ぶ機会がないと、このような否定的な言葉使いは、家系内でずっと続く場合があります。

親が感情との付き合い方を知らないと、子を知らず知らずのうちに傷つけてしまう

子は好奇心の思うままに動き回ります。
・何が身体を傷つけるのか、
・何が身体を弱めるのか、
子は何が危険なものかを知りません。

また、躾のために注意する必要もあります。
・車の通る道路で左右確認もせずに渡ろうとしたら危ないし、
・包丁を触ろうとしたら危ないし、
・棚で指を挟んだら危ないし、
・全部やりたいことをやってあげれる時間もないし、、、?

だけども、
・親が安心したいから、
・親が疲れるから、
・親が面倒くさいから。 
このような、理由で、子どもの欲求を、拒否され続けていたら、、、。

子はどのように感じるでしょう?

・昨日は良くて今日はダメ・・・。
・親の機嫌に左右される自分の行動・・・。
・好奇心を頭ごなしに否定される純粋な学びたいという気持ち・・・。

子の学びたいと想う純粋な気持ちは制限されてしまいます

・宿題をやりなさい!
・片付けなさい!
・家から追い出すよ!
・置いてくよ!
・うるさい!

これらの否定的な言葉よりも

例えば、
状況によって最適な言い方が変わりますが、
・宿題を先にやったら晴れ晴れとした気持ちになれるよ
・家を綺麗にするお手伝いをしてほしいな
・手伝ってくれてありがとう
・頑張ったね。
・努力して偉いね。誇らしいな。嬉しいな。
・〜ならできる。頑張って。

などのような、励ましや勇気付ける言葉使いに変える工夫はできるはずです。もちろん、会話はその場の雰囲気や前後のシチュエーション、言葉の強弱やトーンなど非言語のコミュニケーションの方が相手に印象強く与えます。
いったん自分の感情を置いておいて、相手に投げかける言葉として、最適な言い方を考えることができるようになれたらいいですね。

子は小さくとも大人と同じ人権を持つ存在です。大人は子より少し身体が大きく、歳をとっているからといって、子の純粋な願望、子が本当にやりたいこと、子が経験したいことを拒否していいわけではありません。

親は子よりも人生経験と卓越した視野がある分、知恵と工夫で子の成長を見守ってあげることができるはずです。

子どもにとって、親の存在は、子の生命に関わる、重要な存在です。
子は親から生存に関わるほぼすべてのものを受け取ります。
・食事
・住居
・衣服
・愛情
親から否定されることは、子にとって自己の生存に関わる重大事項です。
親からの愛が途絶えたと感じることです。
自分の存在価値を疑うことにもなりかねません。
自身の純粋な気持ちよりも親の顔色を伺う子に育ってしまいます。

さて、本題です。

子どもの頃のままになっていた制限された思考で人生を眺めていませんか?

あなたはまだ下記のようなことをしていませんか?

・子どもの頃に親や教師や親戚にされたような否定的な声かけを真に受けていませんか?
・子の頃に感じていた自由な感性を制限する思考や信念を後生大事にしていませんか?
・自分自身に対して肯定の10倍、否定的な声かけをしていませんか?

そろそろそのような習慣的な悪癖に気づき、それを替えていく時期がやって来たのではないでしょうか。

このような内的語りかけをセルフトークと言う

人が自分自身に語りかける心の中の声をセルフトークと言います。

ネガティブなセルフトーク

ネガティブなセルフトークに気づいてください。ネガティブなセルフトークには次のようなものがあります。気分が悪くなる恐れがあります。

ネガティブなセルフトーク一覧

  1. 私はまだ若い
  2. 私はまだ子どもだ
  3. 私は人気がない
  4. 私は大学を出ていない
  5. 私には全く経験がない
  6. 私にはお金が足りない
  7. 私は忙しすぎる
  8. 私は綺麗でない
  9. 私はイケメンではない
  10. 競争が激しすぎる
  11. それは既に誰かがやっている
  12. 上司が反対している
  13. 景気が悪すぎる
  14. あまりにも難しすぎる
  15. もう歳をとりすぎている
  16. もう手遅れだ

まだまだあります・・・。

  1. パートナーや子どもがいるから
  2. コネがないから
  3. お金がないから
  4. 学歴がないから
  5. 仕事がないから
  6. 体が貧弱だから
  7. 体が不健康だから
  8. 病気だから
  9. 時間がないから
  10. タイミングが合わなかったから
  11. 自分のことをよく知らないから
  12. あの時もっとああしていれば
  13. 人生をやりの直しができたら
  14. 世間の噂が気になるから
  15. 不運だから
  16. 何かの偶然か奇跡が起きれば
  17. あの時引き止められなかったら
  18. お金持ちの家に生まれていたら
  19. まともな人と知り合いになっていたら
  20. 人並みの能力や知性があったのなら
  21. もっと自分の意見を主張できたのなら
  22. 家族や子どもの面倒を見る必要がなかったら
  23. 貯金があれば
  24. 他人が私をもっと評価してくれていれば
  25. 誰かが私を助けてくれていれば
  26. 家族がもっと自分を理解してくれていれば
  27. 大都市に住んでいれば
  28. 田舎に住んでいなければ
  29. あの時に始めていれば
  30. もっと自由の身ならば
  31. わたしにもっと個性があれば
  32. もっとスリムならば
  33. もっと才能溢れていれば
  34. もっと努力していれば
  35. もっと運動していれば
  36. もっも勉強していれば
  37. もっと熱中していれば
  38. もっと休息できていたら
  39. 借金さえなければ
  40. 失敗さえなければ
  41. やり方を知っていれば
  42. だれも反対しなければ
  43. 心配をしすぎなかったならば
  44. もっといい人と結婚してさえいれば
  45. もっと賢ければ
  46. もう少し倹約できていたら
  47. 私に自信があれば
  48. あの時損をしていなければ
  49. 近所の人がいい人だったら
  50. 人がもっと私の話を聞いてくれれば

書いていて気分が悪くなりましたw

幼少期の頃に築き上げた限定的な信念にさよならを

幼少期の頃に築き上げた限定的な信念や、固定概念、不必要な価値観。古くなった信念、古くなった概念、古くなった価値観、、、。これらのものは当時のあなたには必要だったものかもしれませんが、今のあなたには必要の無いものなのかも知れません。

例えば、
川岸から対岸へ船を使って渡りたいとします。
船の目的は川を渡ることであり、川を渡った後に船は必要ありません。

例えば、
足をケガしたので松葉杖を突いて生活していたとします。ケガが治ったのなら生活に松葉杖は不要です。

例えば、
自転車に補助輪を付けていたとします。補助輪がついていたら角度を付けたコーナリングは出来ません。安全と引き換えに自由で楽しみある行動が制限されるかも知れません。

同様に、
幼少期に学習して更新しなくなった価値観・概念・信念は本当に今でも必要なものなのかを探る必要があります。

これを探す方法は簡単です。
ネガティブな感情を感じたところに、限定的で古くなった価値観/概念/信念があります。

そろそろ、もう今の君は自分を制限する必要がありません。自分を罰するのを止めてしまおう。自分の制限を取り外して少しの自由を感じてみてはどうだろうか。
もう苦しみに打ちひしがれて苦しみに耐えるだけの生活はやめにする時期だ。もう充分苦しみぬいたのではないでしょうか。もう充分ではありませんか。

目を覚ますときです

変わるのが恐い。
手に掴むのが恐い。 
その自分になるのが、恐い。 

現状に甘える自分。 
そのほうが、心地よいから。 
そのほうが、都合がいいから。 

変わりたくて、なりたくて、 
今の現状に痛みを感じても、そこから離れたら、痛みは消え去る。

ネガティブトークは行動しない為のエゴイズムの理由付けです。

小学生の頃に教室で先生から指名されて答えられなかったときがあります。恥ずかしくて声を出せませんでした。そのとき咄嗟に思い付いたのが、他の子が恥ずかしいを理由に答えずに着席を許された場面です。また、面倒だという理由づけを行い行動しない事を正当化もします。

ネガティブなセルフトークはエゴイズムがつくる闇

このようなネガティブなセルフトークは無知に由来するものです。自我の作り出した虚構です。本来のあなたと現在の人格が分離された状態と言えます。人の本来の在り方は神性です。人の意識が神性さを忘れているとき、現在の認識している人格は無分別な思考をつくります。人の内面に在る神性な意識を認識できていないとネガティブなセルフトークを辻褄合わせでつくってしまいます。

エゴイズムの防衛機能

エゴイズムの防衛機能が現在の気分や感覚に理由づけをします。その理由がどのようなものでも、ラベリングをする事でエゴイズムは落ち着きたがります。エゴイズムは何事も関係性を決めたがります。

エゴイズムは次のような関係性を嫌います。
・浮いたまま
・そのまま
・置かれたまま
要するに、愛の認知状態を嫌います。

人は理由により自身の行動を正当化します。

これらネガティブなセルフトークはポジティブなアクションを阻害しネガティブなアクションを誘発します。

宇宙と感情

この宇宙に存在する原則のひとつが、変化することだけが変わらないです。
言い換えれば、全てのものは固定できないとも言えます。

なぜ感情をテーマに話す記事で宇宙について語りだしたのか。
それは宇宙と感情には密接な繋がりがあるからです。

全てのものは固定できません。
記憶、時間、感情、感覚、思考、人間関係、宇宙の進行の流れ、原子、肉体、思い出、気持ち、季節、自然、天体・・・。この宇宙上に存在する全ては変化していきます。なぜならこの宇宙そのものが変化しているからです。

この宇宙では常に変化することが推奨されています。
宇宙は常に進化し成長し拡大しています。
故に、この宇宙に含まれる全てのものはその性質を含みます。
人間もまた成長し拡大するこを推奨されています。

なぜネガティブな感情という痛みを感じるのか? 
それは宇宙は常に流れ渦巻き成長しているからです。

その中で変化を嫌い、現状を固定し続けるならば、
ネガティブな感情をネガティブなままに放置するならば、 
維持ポテンシャルは膨張し、 
ついには、シャンペンのボトルが勢い良くとび出すように、
現実の生活もまた、大惨事となります。

固定され続けたエネルギーは、解放されるとき 、
離婚・失業・死別・病気・ケガ などで表現されます。
大惨事です。

宇宙は常に与えている。

ネガティブは悪いと否定したり拒絶封印したりする反応こそがネガティブです。
ネガティブはポジティブに変換するために使える要素です。
ネガティブなことはそのままでは悪ではありません。
ネガティブに感じたことのネガティブ性を放置したりすることが悪と苦しみを生みます。

ネガティブをポジティブに変換する

物事にネガティブを感じたからと言って、本当のあなたの自発性や在り方は束縛され得ません。
なぜなら人の精神はネガティブに感じ得る制約や障害物を覆すことができるからです。
私たちの精神は私たちの活動の妨げとなるものを覆し、これを目的達成のために役立てることができます
活動の妨げとなっていたネガティブに感じた物事は却って活動を助けるものとなり、道の邪魔をしていたものは却ってその道を楽にするものとなります。

自身が心地よく安全に感じる場所にじっとしていることは受け身でいることです。あなたは人生の全てを受け身で過ごすために生まれて来たのですか?
それとも行動するために生まれて来ましたか?

ネガティブをポジティブに変換することには途方もない価値があります。
そこには成長と願望と気づきが宿っています。
人は快楽よりも痛みに敏感です。
大抵の人は自分が何を望んでいるのかよくわかっていません。
しかし、自分が何を望んでいないかを見つけることは得意です笑

ネガティブ体験から途方もない価値を探し出す

あなたがネガティブに感じた、出来事や体験の裏には、あなたの願望があります。ネガティブな感情の奥底を探ることで、あなたが本当に望んでいる事と気づきを得ることができます。

WORK05: 不安に感じ、恐怖し、不満に感じたことはなんだろう? 箇条書きの文章にしてみよう。

例えば***ここに例題 

次に、その文章を肯定文に変えてみよう 
***例のごとく例題 
否定文を否定形を使っても、それは肯定文にはならない。注意しよう。 
*もっと詳しく説明。 

そう、これであなたはネガティブに感じたことを、ポジティブに変換することができた。
あなたはネガティブに感じた経験から、自らの深層心理から望む願望を明確に浮かび上がらせることができたのだ。 

ネガティブに反応する信念を調べ出す

信念・観念・思い込み、これらをひっくるめて、ここでは信念系とする。 

信念系はいつ誕生するのだろう? 
それは質問を止めた時だ。 

信念はある種の確信でもある。 

人の潜在能力は無限大だ。 
それに同意して頂けますか? 
では、なぜいまのあなたは、その無限大の潜在能力を傍受しきれていないのだろう。 

潜在意識の中にはだいたい150程度の信念系があるとされている。 

問題は、その信念があなたの可能性を狭め、阻害し、抵抗しているからだ。 

なぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜ? 

子どもたちは質問をする。 
なぜなの?なぜ?なぜ?どうして? 

うんざりしてはいけない。 
私たちおとなに質問することで人生を彩り、輝きに満ちた世界にすることを体現し教えてくれている。 

質問を止めた時、その状況は固定され、信念系は完成される。 

問題は、その信念があなたの可能性を狭め、阻害し、抵抗しているからだ。 

力を与えてくれる信念ならいい。 
力を削ぐ信念が問題だ。 

それら信念をひとつひとつ見つけ出し、力を与えてくれる信念系に転換していこう。 

方法はこうだ。 
**ステップバイステップ 

方法その1 
1・あなたが生活のなかでネガティブに感じた状況を箇条書きで書きだす 
2・その文章のキーワードとなる単語に下線を引く 
3・抽象化 
3・定義する、または質問する 
4・繰り返す 
5・見つける 

方法その2 
わたしは~できない、なぜなら○○だからだ。 
その○○があなたの可能性を制限する信念系だ。 

明確に浮かび上がらせることが重要だ 
それは弱さだ。 
それは自分の外界とを隔てる殻である。 
ある時期まで 

恐怖に打ち勝つ

恐怖に打ち克つ方法、その1。 

なにが怖いか、思索する。 
これは、固定概念を洗い出し、自分の弱みをさらけ出し、願望を明確にし、 
固定概念をより良いものにし、弱みを克服し、願望を叶える手助けをする効果が見込める。 

方法はこうだ。 
ステップ1 
ルーズリーフか、ノート、自由帳、コピー用紙なんでもいい。 
白紙のA4の紙とペンを用意しよう。 
お絵かきソフトや、Windowsに付属するメモ帳、頭の中でもできなくもないが、 
ここでは、紙とペンを推奨する。 

ステップ2 
紙の四隅どこか、好きな場所に、今日の日付と、時刻を書きこもう。 
これは、あとで見直すためものだ。 

ステップ3 
紙を9等分した、中心に収まるところなら、どこでもいいので、自分が恐怖を感じる物事を書く。 
例えば、お化けや幽霊、ヤクザや、職を失うこと、 
自然災害や、状況、状態、病気やガンなど。 
キーワードでなくとも、文章で書いてもいい。 
1枚の紙に、ひとつの恐怖を、中心に書こう。 
書いたら、数字の①を、左上に書きだそう。 

ステップ4 
書きだした恐怖に下線を引き、下線から好きな方向に矢印を引き、 
矢印の根元に、なぜ?と書きこむ。 

ステップ5 
なぜ?への答えを矢印の先に書きこむ。 
心や頭に浮かぶこと、魂のささやき、なんでもいい。 
そのなぜ?という問いかけに対する答えを、書きだす。 
答えが出たら、その答えの左上に数字の②を書きだす。以後、③、④と続ける。 

ステップ6 
ステップ4と5をその恐怖がどこからきているものか、判るまで続ける。 
ステップ7 
それについて、似ているものはないか考える
ステップ8 
それについて、抽象度を上げる 
ステップ9 
それについて、知っていることを書く 
ステップ10
それについて、俯瞰して考える
ステップ11
それについて、グループ化できないか考える

図に書きながら、抽象化と質問を繰り返すことで、明白となる。 
今回は、書きながら思索し、調べる方法を取る。 
オススメは、A4のノートに、図に書きながら、抽象化と質問を繰り返す方法だ。 

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お化け。ヤクザ。 
恐怖は何か? 
過去の選択により、すでに経験の一部となってしまった、 
思考パターン、欲望レベル、記憶レベルといった、 
無意識下の認知と行動の選択。 

まずは、お化けから。 

お化け、幽霊。 
目に見えないから、怖い。否。 
目に見えなくとも、電子や原子は存在するし、怖くない。 
これは違う。 

呪われ、取り憑かれるのが怖い。 
呪われ、取り付かれる心理状態や、方法を知っているから、そうなれば判る。 
その対処方法も行える。 
これは克服した。 

死後が怖い。 
これは、高校時代、自らの世界観を拠り所として、 
探し当てた本と、それら関係書籍群により、解決された。 
仏教徒やキリスト教徒よりも、真理的な死後を認識していることを自負している。 
また、俺は何度か、死んでいるので、死そのものも体験済みだ。 

貞子 
貞子は見たことがない。イメージとして、怖いものだと認識しているだけだった。 
イメージならば、変えてしまえばいい。 
オタク得意のデフォルメと2次元化で、対処済み。 

リングを代表とする、ジャバニーズ・ホラー 
なぜ、怖いか。 
怖いと感じる、瞬間はどこか? 
画面が急に変わるとき。 
画面に何かが映るとき。 
これは急に驚かされるときだ。 
驚かされることと、怖いことは、違う。 
よって、これらは、驚く=怖いと誤認識していただけだ。 

そうか、俺は 
驚かされるのが、怖いと思っていたんだ。 

驚かされる→心拍数が上がる 
心拍数が上がる→怖い 
驚かされる→(心拍数が上がる=怖い)と結びついていた。 

これが発動するときは、周りに、その脅威があると自分が認識している時だ。 
戦争映画や拷問映画、サプライズなどを怖いとは思わない。 
ホラー映画や、ヤクザと認識している時だけ、心拍数の上昇を怖いと捉えていた。 

次に、ヤクザ。 
なぜ、ヤクザが怖いのか。 
その見てくれ、風貌、雰囲気が、原因だ。 

これも、よく考えると、驚かされるから=怖い。と結びついていた。 
何をするかわからない、いきなり襲って驚かされるかも知れない。 
常識が通じない、家族に危害を加えようとするかも知れない。 
そんな身の回りの安全を、驚かされるかも知れないと想像することが、 
身構える自分に直結していた。 

ここでの恐怖は、ヤクザをシンボルとした、家庭や家族への危害だ。 
妻や子どもたちへの、肉体的、心理的、暴力に対し、恐怖している。 

そこに、ヤクザに絡まれたら、自らでは、家庭や家族を守れないのではという、 
危惧と不安が、ヤクザをシンボルとして、恐怖と結びついてた。 
ヤクザ組織と自分の対図になった時、自分は家族や家庭を、捨てるのではと、 
自らの選択に恐怖していることが、怖いのだ。 
そこに、国家への不信頼、警察とヤクザとの結びつきを連想し、 
警察への不信任もある。 
自らの能力不足を補うため、能力ある他人に、任せられない、自らの弱さと弱みも、 
ここで顕になった。 

これでヤクザは怖くないが、根本原因の、自らの家族と家庭を守る能力への疑念は消えない。 
もしもの時は、警察と、国家の法へ頼るだろう。 
そして力となってくれる友人がいるのだろうかという、問も生まれる。 
この恐怖は、相当根が深い。 
同時に、相当の成長とご利益がある。 

目に見えている、問題をのらりくらりと放置して生活できる俺でない。 
そこには、将来の家庭と家族を守る自覚と責任がある。 

しかし、彼にそれをする力があるかと問われたならば、答えはNoだ。 
彼にそんなことはできない。 

おわりに

あなたがネガティブな感情から解放されますように。

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